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地獄から天国(?)

お待たせしました!
昨年末の事故からの経過報告です。

普通なら事故の1ヵ月後を目処に警察の正式な事情聴取があります。
で、
首を綺麗に洗って、パンツも履き替えて待ってたんですが、
待てど暮らせど警察からは何の連絡もありません。
こちらからお伺いを立てるのも、
あんましにも無粋なんで、そっとしておきました。
そんな折、
運命共同体である保険屋からの連絡が先に。
            (↑爽やかなCMでお馴染みの某大手損保)
交通事故証明書の内容が明らかになったというのです。
さっすが! 仕事が早いっ!!
この証明書は事故直後の双方(バイクの男性と当方)による、
実況見分の調書を元に作成されたものです。
 
※ちなみに当事者の場合は、ネットから申請出来ます。
  PCをポンカラキンコンカン!と操作するだけで、
  後日、自宅に郵送してくれます。
   (手数料その他コミコミで800円くらい。知らんかったわー。)


で、
とりあえず保険屋が入手した事故証明書を自宅にFAXしてもらい、
その内容を確認してびつくり!!!
まさに地獄から天国です。

要はバイクの男性の単独自損事故ということになってるのです。

ま、非接触なわけなので、当然といえば当然なのですが、
事故直後の警察官による「事故の誘引責任」っちゅう言葉が、
ずぅ~~~~~~~~~~~~っと引っ掛かっていました。

本来はバイクの前方不注意と速度超過による単独事故で済む一件なのですが、
微小ながらも因果関係のある当方が、
バイクの転倒直後に逃げずにその場に居合わせたことで、
警察としても、コイツを使わない手はないと考えたわけなのです。
(実際、事故直後の実況見分中の警察官から
  “自賠責でうまいこといくから心配いらへんでぇ”と囁かれた)

どういう事かっちゅうたら、
バイクの男性は、
本来どっこも言うていくとこがないのんを、
超ラッキィなことに、
こちらの自賠責保険に被害者請求できることになったっちゅうことなのです。
           (※怪我の治療費や休業補償を上限120万円まで)
たとえ単独の自損事故であったとしても、
事故の誘因責任があると思われる相手が逃げずに現場に居合わせたなら、
その加入自賠責保険に被害者請求することは当然の権利行使なのです。
そうか、こういうことやったんか…。 へぇぇ…。

しかし、
(説明するまでもありませんが)、
任意保険と違って車検ごとに加入(継続)する単なる強制賠償保険なので、
こちらの保険料の料率が上がったり、等級が下がったりすることは一切ありません。
こっちゃの腹は全く痛まないのであります。
どうぞご自由に請求して下さいってとこなのです。
(負傷の程度、雇用状況や収入面を勘案した結果、
    休業補償も含めて120万円以内で全て収まるはずです。)


事故責任の原因究明については、
民間の調査会社(公平な第三者機関)に再調査も依頼。
でも、
両者(バイクの男性と当方)の言い分を元にした現地調査なので、
あんまし意味のあるものではありませんでした。
結局のところ事故責任に関しては平行線のまんま。
 (費用はこちらの保険屋が全額負担。ま、そりゃそーだ。)
最悪の場合(後遺障害等)、
民事的なことはこちらの任意保険で解決する心づもりでしたし、
必要とあらば、
その昔、別件でお世話になった懇意の辣腕弁護士の出動要請をも考えていました。


そして、今回の事故に関して、
キーワードのひとつが「急ブレーキ」でした。

【道路交通法第24条】
「車両等の運転者は危険を防止するため、
 やむを得ない場合を除き、その車両等を急に停止させ、
 又はその速度を急激に減ずることとなるような急ブレーキをかけてはならない 」
                            (罰則 第119条第1項第1号の3)


ここでいう急ブレーキとは、タイヤ痕が残るくらいの急制動を言うそうです。
ケース・バイ・ケースですが、
専門家の法文解釈としては「意味のないブレーキ」とみなす事もあるそうです。
 (アタリ屋なんかがよく使うやつネ。)

そもそも空車の流し営業中に必要以上に速度は出しません。
しかも師走の夕方のラッシュ時にです。
路上で旅客を現認したところで、
アホ丸出しの悪辣法人タクシーの様に、
強引な幅寄せや急停車などするはずもありません。
なにしろ先の長い個人タクシーなのですから。
そこんところヨロシクなのです。

ということで、こちらのタイヤ痕は当然無し。
つまり、意味あるブレーキであり、決して急ブレーキではないということ。
十分な安全マージンを確保しているからこそ、
スリップして転倒してきたバイクとの接触も無し。
ちなみにバイクのスリップ痕は数メートルに渡ってアリ。
もし制限速度(50km/h)を厳守してくれていたなら、
まず物理的にあり得ない痕跡と言えます。

こんだけの物的・状況証拠がある中で、
こちらとは全くの非接触なわけなので、
バイクの大幅な速度超過や車両間のすり抜け、
さらに前方不注意によるパニックブレーキによる転倒と考えた方が自然なのです。
そう、
こちらが当初から言っている様に先方の自損事故ということに他ならないのです。


そしてもうひとつのキーワードが、
担当警察官による「恩情」でした。
これはそもそも、
クルマと比べたら交通弱者であるバイクのことを考えてのことですが、
その後の警察官との直の電話でのやり取りや、
フォロー策の経過を追っていくに従って、
こちらに対しても「恩情」があることに気付きました。
もし他の警察官が担当者やったら、
おそらくこういう結果にはなってなかったはずです。本当です。
(結局のところ担当者の匙加減ひとつなのです。うぅ。)

っちゅうわけで、
大阪府警は大っ嫌いですが、
中には良識ある警察官もいてるんやと思いました。
某所轄のPさん、何かとご尽力いただき本当に有難うございました。

後日談ですが、そのPさん、
「正直、今まではタクシーの運転手に悪印象しかなかったけど、
      アンタを見てるとちょっと考え変わったわ。ホンマやで。」
てなことまで言うてくれました。 イヤン


事故の後、
少し落ち着いてから、先方のお見舞いにも行ってきました。
(ひとりの人間として事前に了解を得た上で訪問しました。謝罪等は一切してません。)
ちなみに現在は傷も癒え社会復帰されているとのこと。

民事的なことに関して、
先方からは今のところ何も言ってきてません。
こちらに対しての不満は、きっとあろうかと思いますが、
ご本人自体は至って常識と良識のある方なので、
決して輩なことを言い出すようなタイプではありません。
そして周りにイヤラシイことを言い出しそうな糞輩も存在せず。
(こないだのアホ客みたいなやつがおったらと思うとゾーっとします。)
それが何よりの救いとも言えます。

必要最小限の手続き事以外、
たぶんもう何も言ってはこないでしょう。
(もしその場合はまた考えます。当然ですが毅然とした態度で。)
ということで、現段階で言えるのはこの辺りまでです。
全て円満解決というわけではありませんが、
とにもかくにも刑事的にはもちろん民事的にもお咎めなしとなりそうです。
やれやれ…。



最後に、
当方の任意保険の事故担当者との長時間に及ぶアドバイスを含めたやり取りで、
こっちが弱気な発言をする中、最も印象に残った一言。

「あなたはもし相手が死んでたとしても今と同じことが言えるのですか?」

はっきし言うてこれで目が醒めました。
そうなのです。
大阪タクシー戦争の中にいる前に、大都会の交通戦争の中にいるのです。
海千山千の保険屋、恐るべし。




本日の無理やりな一曲






昨年末の事故発生後も、
当稚拙ブログを懲りずにご訪問して下さった皆様、
   (白痴ゴキブリや低能ストーキング蛆虫、糞2ちゃんねらぁ~を除く)
そして温かいコメント頂きました皆様、
本当に有難うございました。

大きな心の支えになったことは言うまでもありません。
不義理なことに返信もせず、本当に申し訳ございませんでした。
依然、デリケートな時期に変りありませんが、
ようやく気持ちの切り替えが出来そうですので、
こっからは、きっちりと返信させて頂きます。
ということで、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。







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おおぉぉぉ!!!

パチパチパチパチ・・・。

こぉらぁ!
文章が長いわぁ!

Re:いっちゃん上の方へ 

ありがとうございます。
了解しました。
後ほど直に返信させて頂きます。

Re:親分 

ありがとうございます。

>文章が長い
すんまへん。
万感迫る思いがついつい…。
 (これでもだいぶんカットしたんやけど…)

はじめまして、ウエちゃんブログから来ました。

いつも楽しく拝見しまいます。


ええ具合いに事が進んで良かったですね~。


では…

Re: fumi.さん 

はじめまして!

当稚拙アホアホブログに、
いっつもお越しいただきありがとうございます。
楽しくない内容の時もありますが(苦笑)、
今後ともひとつよろしくお願いしますネ。

>ええ具合
まだ全て手放しで喜べる状況ではないんですが、
おかげさまで“ええ”方向には向かってます。
ではではー。

良かったですね

 トラじろうさん、良かったですね。
 私もまだ振り込み待ちですが、フロントガラスとかは保険で直してくれるようです。
 本当に保険屋さん、ありがとうですね。
 お互いにホッとしましたね。

Re:セドさん 

ありがとうございます。

セドさんの場合は完全に被害者ですからねぇ…。
取り合えずですが、
最低限の修理代だけは取りっぱぐれがなさそうで何よりですネ。

ま、何にしても因果な商売です。
こんなことでメゲてばかりいられません!
気を取り直してお互い頑張りましょー!!!

よかったですね ドア切りの時は細心の注意をはらわないと怖いですね。いっその事アメリカのようにお客に開けてもらうほうがいいですよね。オートドアのサービスは日本だけなんでしょうか?

Re:浩一郎さん 

はじめまして!
そしてありがとうございます。
こないだもコメントいただいてたみたいですネ。

今回の事故はドア切りやドアポンの手前の段階で発生しました。
相手がクルマなら何の問題もないケースなのですが、
なにぶん二輪車ということで、
転倒ということになると、
どうしても負傷されてしまいます。

浩一郎さんも個人タクシー開業まであと少し。
事故はある意味、不可抗力な面もありますが、
違反は何としても避けたいものです。
どうかご無理なさらず、ボチボチと頑張ってください!

>オートドアのサービスは日本だけ?
基本的には日本だけみたいですネ。
ご参考にして下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413001209

 安堵できるまで永かったですね~。
結果良ければ全て良し。いろんな意味でプラスになったんじゃない?
良かったね。

Re:夜の散歩道先輩 

はい、どーも!

結果はまだ100%安心ではありませんが、
いろんな意味でプラスになりまくりですわ!!

追伸
また呑みに連れてってネ♪

ご無沙汰しております。

とらじろうさん、まずはいい方に向かうようになっておめでとうございます。

これでひとまずは心理的にも落ち着かれることと思います。

これからも、おもろいネタ?を楽しみにしております。

Re:くらうんさん 

はい、ありがとうございます。
おかげさまで精神的には落ち着きを取り戻しつつあります。
事故の処理については人事を尽くしましたので、
あとは天命を待つのみです。
完全に解決したらまた日記でご報告します。

それにしても事故ってのはやっぱしつまらんもんです。
被害者・加害者関係なく、お互いが不幸になります。
くらうんさんも、どうかご無理なさらずにお気をつけ下さいネ。

>おもろいネタ
了解、了解!
いっぱいあるんですけどねぇ…。
ま、ボチボチと...(笑)
プロフィール

トラじろう

Author:トラじろう
          
いつしか開業7年目。
大阪市内の正統派個人タクシー事業者です。
高齢者の多いこの業界で、
アラフォー青春ど真ん中!
もっちろん営業車は
清潔・快適な完全禁煙車両♪

うりゃぁっ!
やったるでぇ~っ!!
走ったるでぇえぇ~~っ!!!

と言いながら
日夜必死のパッチで営業活動。

個人タクシーを志すそこの貴方!
ど~ぞコメントお気軽に!!
(もちろん堅気の方も大歓迎!!!)

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