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自動認可運賃

自動認可運賃とは、
地方運輸局長がその地域の状況に応じて算出・設定した、
上限と下限の幅の間にある運賃の額のことです。
なぜ“自動”がつくのかというと、
この値幅の間で申請した運賃は速やかに認可されるからです。
株取引の世界で言うストップ高とストップ安みたいなもんです。(ちょっと違うか...汗)

さらに、申請時に面倒な原価計算書などの添付も省略することができます。
大阪地区の場合(中型車の初乗り)は今のところ、
上限660円(個人は650円)で下限590円と定められています。

余談ですが、
国土交通大臣はとってもお忙しいので、
各地域ごとに異なる申請の様式や運賃の幅などの
細かい取り決めには直接タッチしません。
大まかなガイドラインを決めたあとは地方運輸局長に権限の委譲がなされます。
これは法律に関しても同様です。
 法律(道路運送法、道路運送車両法、タクシー業務適正化特別措置法など)
   ↓
 政令(道路運送法施行令、道路運送車両法施行令、
                    タクシー業務適正化特別措置法施行令など)
   ↓
 国土交通省令(旅客自動車運送事業運輸規則、道路運送車両法施行規則、
                                 自動車事故報告規則など)

法令試験では、どのケースがどの法律や施行規則に当てはまるかまでは
問われませんのでご安心下さい。


それはさておき、
(昨今大阪で問題になっている)初乗り500円の法人タクシーなどは、
この自動認可運賃の下限を大きく下回った申請をして認可を受けています。
認可されてしまってるので仕方ありませんが、
やはりどこかに無理が生じているように感じられます。
そして個人タクシーの初乗り500円もけっこう目にします。
法人タクシーとは一概に比較できないとはいえ、
業界の将来のことを考えると、自分だけ良かったらエエんかい?と思えてしまいます。
旅客の安全はもちろん、
運転手たちの生活に関することなので、
それなりに相応しい価格ってモンがあると思います。
安けりゃイイってことは絶対に無いはずです。

大阪の個人タクシー協会でも、
各個人タクシー事業者が初乗り運賃を決めるときは、
なるべく自動認可運賃の最下限590円までにするよう呼びかけているとのことでした。
かくいう僕も受験勉強するまでは、
(大阪の個人タクシーに590円のんが多いのは)
ワンメーターのお客さんから600円預かって笑顔で10円玉返すためや!
と本気で思ってました。
さらに、「チップにとっといて!」...となる確率も高いからやとも思ってました。
マジでマジで。
 
 
 
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プロフィール

トラじろう

Author:トラじろう
          
いつしか開業7年目。
大阪市内の正統派個人タクシー事業者です。
高齢者の多いこの業界で、
アラフォー青春ど真ん中!
もっちろん営業車は
清潔・快適な完全禁煙車両♪

うりゃぁっ!
やったるでぇ~っ!!
走ったるでぇえぇ~~っ!!!

と言いながら
日夜必死のパッチで営業活動。

個人タクシーを志すそこの貴方!
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(もちろん堅気の方も大歓迎!!!)

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