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おくりびと

遅れれればせながら(恥)、
第81回アカデミー賞、外国語映画賞受賞、
滝田洋二郎監督、
「おくりびと」、
のDVDを近所のTSUTAYA(新作490円)でレンタルして、
リビングの200インチのプラズマで観てしまったぞ。
正統派の僕ちゃん、
“いつもひとりで映画館”がモットーやねんけどさぁ...。
ま、時にはレンタルDVDもアリだったりするのよん。
(ちなみに最近劇場で観た映画は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」)


まず率直な感想。
モッくんの裸が良かった。
萌えぇぇぇ~~~っ!!!
(残念ながら当方そういう趣味はないんでアホみたいなコメントは勘弁してね♪)
極めて芸にシビアなモッくん、
その根底に仕事への情熱と感謝の心が感じられたぞ。


さらに広末が良かった。
うーん、たまらん。。。
このコ、
根性や私生活での素行は最悪やけど、
女優としては超一流で天下一品、
まさに魔性の女ですね。間違いない。

ま、それはともかく、
この作品、良かったです。
海の向こうの青い瞳の審査員が評価した、
日本文化の理解がどうとかいう前に、
近親者の死や老いと言うのは、
誰しも避けては通れない普遍的なテーマですからね。


滝田洋二郎監督作品としては、
当方が大学生のころ劇場で観た、
「僕らはみんな生きている」(1992年)が、
サラリーマンの悲哀を、
絶妙なタッチで“シニカル”に描いた秀逸作として、
今だ記憶に新しいところです。
(滝田洋二郎監督の)
その前のポルノ作品については、
また今後、是々非々に研究させていただこうかと思っております。
とりあえず、
「官能団地 上つき下つき刺激つき」(1982年)あたりが気になって仕方がないぞ(爆)

ほんでから、
なにをさておき、
昔から「山崎努」ってシブいわ。
まさに燻し銀のプロの俳優。
僕ちゃんも個タク界であんな大人を目指すぞ。(なんちゃって)

ともあれ、
いろいろと考えさせられる作品でした。
一般乗用旅客自動車運送事業(個人タクシー)を生業とするものとして、
少々、意味合いは違うかも知れんけど、
こちらとしても、
日夜いろんな御客様を“お送り”して、
「おくりびと」やってまんねん。
そう、自分の仕事に誇りと自信を持って。

ただ、
作品中でも再三ありましたが
なんしかこういう稼業って、
まずは偏見と先入観から低く見られて、
全てを片付けられてしまってるってのが、
何よりも哀しいことです。
「兄ちゃん、他に仕事なかったんけぇ?」
とハイセンスでお上品なミナミの御客様なんかに、
ことあるごとに言われるしさぁ…。

オラが何をしただぁぁ!
と月に吼えても世間様は聞く耳は全く持ってくれません。
はぁ...。
ツライのぅ...。
現実は映画のように甘くない...。



本日の一曲



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我が身と同じ

時刻は26:00~
キタ某所から御乗車はどっかの企業戦士。ええ感じで千鳥足。
(40歳くらい・営業マン・宮迫博之に激似。マジでマジで!)

「すんまっせーん。○○経由で××市の△△までお願いしまーっす!」
「はい、わっかりましたぁ!良かったら最寄のインターから阪神高速乗りましょか?」
「おまかせしまーす!どこでも連れてってぇ!降りるとき領収書ちょうだいね!」
「了解了解!」

偶然にも目的地(ご自宅)は我が家のむっちゃ近く。らっきぃ♪
これでアホみたいな大阪市域の超過当競争下、
激戦区の繁華街から戦線離脱して無事に一日を終われるやん。
ソッコーで入浴後、今宵の満月を肴に一杯やったんねん。
草木や家族も寝静まった丑三つ時、
誰にも邪魔されへん至福のときやん。へっへっへ。


それはともかく、
道中の会話も弾みまくり。
もし脱サラ人生を選択してなかったら、
今頃は自分もこんな感じで毎晩飲み歩いてたはず…。
(と、今さらジローで勝手な想像や妄想もかましちゃったりしたりして…。)


聞けばこの時期、
お花見をはじめ、
新入社員や配置転換要員の歓迎会等、
想像以上に社内でのお付き合いでなにかと大変とのこと。
今夜もなんじゃかんじゃとあって、
新しい人間関係を構築すべく3軒も梯子酒とか…。
うーん、お疲れさまです。
(やっぱし脱サラして良かった。僕ちゃんには絶対無理やわ。苦痛やわ...苦笑)


とか言いながら、
深夜の阪神高速、ほどなく最終出口から一般幹線道路に。


「えーっと。▲▲交差点までこのまま行きます?」
「おまかせしまーす!どこでも連れてってぇ!降りるとき領収書ちょうだいね!」
「了解了解!」


何の問題もなく最終目的地(ご自宅)の直前まで進行。


「あ、そうや!一件メール入れとかなあかんかってん。ええっと、携帯携帯…。あれ、おっかしいな???」
「ん?どないかされました???」
「いや、ないねん携帯が…。
  悪いけど運転手さん、番号言うからこっちの携帯鳴らしてもらえますぅ?」
「了解了解!」

クルマを路肩に寄せて御客様の携帯に発信。
でも車内では着信音をはじめ、バイブも何の反応もなし…。

「うっわ、最悪やん…。ついにやってしもたかも知れんなぁ…。最後の店かなぁ…。」
「とりあえず、お客さんの携帯鳴らし続けますわ…。ただ着信してもすぐに留守電になりますねん…。」
「ゴメンな、運転手さん。手間かけさせてしもぉて…。」
「いえいえ、困ったときはお互いさまでっせ。どうか気にせんといて下さいね。」

その後、
(留守電になるまで)数十回発信し続けるも何の反応もなし。
もし誰かが電話に応答してくれたら、
金に糸目をつけへん交換条件(身代金というか謝礼金というか...)を提示して、
何としても無事に身柄を確保できるのに…。
マジでマジで。。。


ひょっとしたらバッテリー切れてそこらへんに転がってるちゃうんけ?
とか次第に二人でタメ口になりながら、
トランクから非常用の懐中電灯まで持ち出して、
車内の後部座席をくまなく捜索するも結果は案の定NG。。。

ちゅうことで、
残念ながらどっかの店か路上で落としたことが確定。


「うっわ、最悪やわ…。これ洒落になれへんわ…。
 なにより顧客の個人情報が…。
 マジで会社クビになるかも…。
 実は明日の朝(数時間後)、大阪駅発のサンダーバード1号で北陸に出張やねん…。
 しかもかなりの大商い。こんなんやったら全くもって仕事にならへんやん…。」
「……………」(←慰めの言葉が全く持って見当たらない。)

この場ではこれ以上どうすることもできないんで、
とりあえずご自宅までお送りした後、トータル運賃を御精算。
この際ちょっとくらいおまけしちゃったりする。
 (↑と書きたいところやけど、アホも読んでるんでこれはないことにするよん♪)


絶望的ながらも、
もしか車内から携帯が出てきたことの場合も考えてお互いの名刺を交換。
こちらとしては
せめてもの気休めに、
大阪府警の落し物公開情報のアドレスをお教えするのんが関の山。。。
(たぶん、あんまし意味ないと思うけどぉ...)


個人情報の流出とか悪用がいっちゃん心配です。
自分も仕事上、携帯だけが最後の命綱。
その御気持ちは痛いほど解かります。
どうか大事な携帯電話、
無事お手元に戻って来ますように。


本日の一曲





プロフィール

トラじろう

Author:トラじろう
          
いつしか開業7年目。
大阪市内の正統派個人タクシー事業者です。
高齢者の多いこの業界で、
アラフォー青春ど真ん中!
もっちろん営業車は
清潔・快適な完全禁煙車両♪

うりゃぁっ!
やったるでぇ~っ!!
走ったるでぇえぇ~~っ!!!

と言いながら
日夜必死のパッチで営業活動。

個人タクシーを志すそこの貴方!
ど~ぞコメントお気軽に!!
(もちろん堅気の方も大歓迎!!!)

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