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ボーダーライン

知り合いの個人タクシーのおっちゃんの話です。
当方とは一切何の関係もありませんからネ。



それにしても、
よりいっそう輪ぁをかけて激ヒマな北新地。
完全に一発勝負。
(スカ喰らったらそれで終わり。)

1時間かかって先頭まであと10数台。
(その前の10数台は偶然にも全て法人タクシー)
さっきから見てると御乗車はホステスの3連発。
ってことはワイも…。

とか思いながら、
おっちゃんが小っちゃな胸をハラハラドキドキさせていると、
個人タクシーをご指名ご用命のサラリーマン×2が助手席のガラス窓をコンコーンッ!

「すんませーん、運転手さん!
 限度額1万円の愛のチケットやねんけど
 柏原市の某所経由で堺市の某所。1万円で行ってくれへん?」
「うーん、、、、」(←この間、数秒)

もっちろんこの1万円には高速代も込み。
チケット換金手数料も込み。
いわゆるオールコミコミ。

最終目的地までのコース取り(コーナーでのライン取り含む)と、
高速代を含めたシュミレーションを瞬時にこなし、
そんなに無茶な注文でもないなぁ…、
と、数秒後には、このおっちゃん、
表向きは仏頂面ながら、
内心は満面の笑みで仕事をお引受けすることにしたそうです。

なぜなら、
苦労して長蛇の列の先頭までたどり着いた挙句、
ホステスや近距離の御客様にご乗車されて、
その晩を終わってとっとと入庫するより、
確実に1万円(←額面で)をゲット出来るからです。
解かる気もしますね~。
はっきし言って、このご時世、
断る個人タクシー事業者の方が少ないかも知れません。
(コンプライアンス意識の高い僕ちゃんなら無論お断り!)




規制緩和後、
あのアホでイチビリのおかげで、
5000円超分5割引が大阪の哀しいスタンダードになって以来、
遠距離割引後運賃が10000円を超える旅客に当たることなんて、
普通に真面目にやってるかぎり滅多にありません。
ヤー公にショバ代を払って、
徒党を組んでミナミや新地の一等地でチャブリ行為をしている場合は別として。
(割引前メーター15000円で、やっと10000円なんやから!ほんまアホみたい!)

あ、
それからこのおっちゃん、
常時デジカメを車に積んでるとのことです。
ついでに証拠写真もメールで送ってもらいました。


値切り1
最終目的地直前


値切り2
支払いボタンを押した直後


値切り3
その明細画面


値切り4
これが高速込みの合計金額。
でも頂戴したのは、上限1万円の愛のタクシーチケットのみ。

このおっちゃんのシュミレーションもさっすがですが、
このサラリーマン×2、完全に常習犯。
(こっちの足元を見てエエ線ついた値切りと言えるかも...苦笑)





本日の一曲



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健康保険任意継続被保険者資格喪失記念日

もうすぐ個人タクシーを開業して丸2年を迎えることとなります。
イロイロありましたが、「あっ!」っちゅう間でした。
だって、
月末と翌月10日の支払い日に追いまくられてるんやもん。
(それ以外にLPGプリカ2万円度数のやつ×3枚を毎月購入)
うーん、きっついわぁ…。。。

で、
月末に否も応もなく口座から引き落とされるんが、
事業用携帯電話代、自動車保険代、業界新聞代、あと国民年金保険料。
ほんで、
やっとそれが終わったと思いきや、すぐに翌月の10日が!
ここで払うべきものはクレジットでのETC決済分(毎月数万円)、
個人タクシー組合費や各種上納金、健康保険の任意継続保険料(約23000円)、
てな感じです。
その他住宅ローンや地代家賃、光熱費等々、
生活に関するもんを挙げ出すとキリがないんで止めときますが、
この健康保険(組合管掌or政府管掌)の任意継続保険料支払いに思わぬ落とし穴が…。

開業初年度は、
法人時代(サラリーマン)からの天引き所得に合わせて国民健康保険料が決定されます。
で、現住所の市町村の財政状況にもよりますが、
自営業を始めた場合や失業した場合、
当面の間は所属していた会社の健康保険任意継続がお得と言えます。
(最長で2年間の継続が可能。)

でも開業2年目からは、
無理に任意継続を選択しなくても、
あえて健康保険の資格喪失(毎月10日までの期日厳守の保険料支払い無視等)して、
自治体運営の国民健康保険に加入すれば、毎月の保険料が断然安くなるのです。
もっとも、
自営業で高額の所得を青色申告している事業者の皆さんはこの限りではありませんが…。

で、糞真面目な僕ちゃんはこの2年間、
約23000円を毎月毎月、郵便局のペイジーからお支払い。
はっきし言ってしんどかったです。
こないだ任意継続被保険者資格喪失日が来たんで市役所へ。
で、愕然…。


保険年金課の窓口の職員。

「じゃ、今日から国民健康保険に切り替えますネ。
 トラじろうさんの場合、保険料は毎月5000円くらい、年間で約6万円になります。
 新しい保険証と支払い用紙が配達記録でご自宅に郵送されますんで暫くお待ち下さい。
 その間、医療機関ではこの仮の保険証で診療を今まで通り3割負担で受けれますからご安心を。」

てな感じで手続きはわずか数分。
このひと手間をもっと早くしといたら年間20万円くらいは節約出来たかもしれません。
(20万円あったら一人でピラミッド観に行けたやん!)
ほんま勉強不足で世間知らずでしたわ…。情けない…。


ちなみに、
当方よりちょっとだけ後に開業して同じく30歳代、
知能犯で有名な若手個人タクシー事業者、浪速の忘れんぼぅに、

「なぁなぁ?自分もまだ健康保険、会社の任意継続してんのん?」

と問い合わせてみたところ、

「先輩、今頃なにを言うてはりますねんなぁ!
 そんなんとっくに国民健康保険に切り替えましたわ。常識ですやんかいさぁ!」

と軽く嘲笑されてしまいました。えーん。




本日の一曲



人情交差点

当稚拙アホアホブログに、
“お気に入り”から、いっつもお越し頂いてる皆様、本当に有難う御座います。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
(※しょーもないエロ検索ワードからやって来る一見の連中の多いこと多いこと...笑)

で、
今回はちょっぴり趣向を変えて、
僕ちゃんが法人運転手時代から大事にしていた、
ドキュメンタリー作品(制作は大嫌いな系列なんやけど…)を紹介させて頂こうかと。

ちなみに当方、
この作品は(挫けそうな時に何回も観ましたが)、
時に心の支えになったり、
その反面、実はマイナス要因になったりしていました…。
ま、何れにしろ、
思い入れのある作品であることに変わりはありません。

なんしか10年以上前のやつなんで、
現在の時代背景とは、かんなりズレているところも多々ありますが、
個人タクシー事業者の悲喜交々、
ひいては本質に関して結構ウマイこと表現している秀作ではないかと…。


もし良かったらご覧下さいまし。
【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】
(ちなみに全部で46分くらいあるんで、おヒマな時にでも是非どうぞ♪)




本日の一曲



M-3

♪そし~って、や~っとこの手で掴んだ幸せ…。
   これぇで、すべぇて、うまぁくゆけると思ってたさ…。
        (長渕剛、“暗闇の中の言葉”の一節より引用)



正直びつくりしました。
毎度お馴染みのアホのMからの突然の電話。


「もしもーし?トラちゃーん?生きてるー?」
「おう、ピンピンしてらぁ!」
「ちゃうねん。ちゃうねん。ミナミの個室ビデオ屋の火事でようけ死んでるやんかぁ…。ひょっとしたらと思て…」
「アホかぁ!そんなん、とっくの昔に卒業したっちゅうねん!!!」
「良かったー!!!マジで心配しててーん!!!」
「アホかぁ!それより自分、バスの仕事はうまいこといってるんけ?」
「それがなぁ…。ついこないだ辞めて~ん…」
「えぇぇぇええええ~~~っ!!!定年まで行くっちゅうてたんちゃうんけぇえっ?!」
「ちゃうねん。ちゃうねん。そこのバス会社なぁ…、社会保険料の改竄しとってん!!!」
「マジでぇ???どっかの安もんのエッグくてアホみたいなタク会社みたいやん!!!」
「せやろ…。やっぱしウマイ話しはないみたいやわ…。
  それが発覚して、さすがにやってられへんっちゅうことで、そこの運転手全員辞めてーん。うぅ。」
「ま、それはしゃないなぁ…。せっかく安定した生活送れると思てたのになぁ…」
「ほんで今なぁ、人材派遣会社から某大手企業で嘱託の自家用の運転手してんねん。」
「うーん。非正規雇用っちゅうところが問題ありやなぁ…。また使い捨てにされんでぇ…。」
「うん、わかってる。わかってる。これはあくまで“繋ぎ”の仕事やねん。このままでは終われへんから。」
「自分の“わかってる”ちゅうんが、いっちゃん信用できへんわ。ま、しっかり頑張りや。」
「うん、今、仕事自体は楽勝やからまた呑みに行こな!」
「おう、こっちはいつでもかめへんで。そん時にまた!」
「OK牧場!」
「古いっちゅうねん。アホちゃうか!」


っちゅうことで、親友Mのネタは尽きないのであります。

先日、
全国の社会保険事務所の、
アタマには己の身の保身のことしかないぐうたらアホ職員どもが、
どっからの命令か知らんけど、その年金保険料の納付率を上げんが為、
善意の労働者の厚生年金の標準報酬月額を守銭奴経営者と結託し、
労働者の老後のことなんか聊かも知ったこっちゃないっちゅうスタンスで、
永年に渡り組織ぐるみで不正減額・改竄した膨大な犯罪行為については、
明るみになったところですが、
自分の身近でも当ったり前にあったものかと思うと、ある種恐怖を感じます。
(ま、Mの場合は守銭奴経営者の単独の犯行のようですが…。)

なんしかこの不景気、底辺の労働者にとってエエ話しはないっちゅうことですネ。





本日の一曲




プロフィール

トラじろう

Author:トラじろう
          
いつしか開業7年目。
大阪市内の正統派個人タクシー事業者です。
高齢者の多いこの業界で、
アラフォー青春ど真ん中!
もっちろん営業車は
清潔・快適な完全禁煙車両♪

うりゃぁっ!
やったるでぇ~っ!!
走ったるでぇえぇ~~っ!!!

と言いながら
日夜必死のパッチで営業活動。

個人タクシーを志すそこの貴方!
ど~ぞコメントお気軽に!!
(もちろん堅気の方も大歓迎!!!)

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