FC2ブログ

原価計算

運賃は大幅(25%)値下げしたにも関わらず、
いつものLPGスタンドでまた値上げです。
ま、下限割れ運賃の個人タクシー事業者など、
元来まともな原価計算なんかしてないのでどうでもいいのですが、
(って、よくないよくない)
こうも値上げが続くと精神的にマイッテしまいます。

lpg.jpg

先々月までの値段がプリカ払いで1ℓあたり73円。
先月は油断させる意味でちょっと値下げしておいて(1ℓあたり71.5円)、
来月からはその分“倍返し”で1ℓあたり77.5円。

値上げされる前に駆け込みで1000ℓ分(250ℓプリカ×4枚)くらい、
買い溜めしといたろかと思ったのですが、
洗濯機を買ってしまったので流用する資金がありません。(ウマイ!)

その日の業務内容にもよりますが、
エアコンオフのこの時期、
大体1乗務あたりの燃料消費が30ℓ。掛け算すると約2400円。
昨年の同時期では1ℓあたり66円だったはずなので、
タラレバ計算ですが、30ℓの燃料消費で1980円ということになります。
この差額の約400円のジャブを毎日浴びていると
やがてダメージが蓄積してくるのです。
個人タクシー事業者にもアホが多いのはきっとこのせいです。
知らず知らずのうちパンチドランカーになっているのです。

営業車の償却費や任意保険代、毎年車検、定期点検、
オイル、タイヤ交換などの消耗品費、
健康保険や国民年金などの社会保険料、
あんまし意味の無い毎月の組合費と復路の高速道路代、
地代家賃や租税公課、風呂上りのビール代(一番搾り)等など…。
冷静に原価計算すると結構な金額になります。
ウチの場合、やっぱしアベレージで★★クリアは絶対必要条件ですが、
超壊滅的過当競争の大阪市内ではそれすら至難の業であります。
なんて低レベルなんでしょう!
とにかく空車が多い!!アホちゃうか!!!
数年後、
無借金での新車代替を考えると★★★は欲しいところなのですが、
現状ではどう考えても不可能です。

ま、ブツクサ言ってても一銭にもならないので黙って走るしかありません。
今の愛車、限界まで大事に乗ろうっと。

来月からガソリンも軽油も全国的に大幅値上げで過去最高値をマークするとか…。
運送業界、どこも厳しいですなぁ…。
はぁ…。


気分転換の一曲




スポンサーサイト



シロモノ

入庫してからの入浴後(だいたい28:30~)、
その残り湯で夜明けまでに、
家族4人分の大量の洗濯物が突っ込まれた洗濯機を回すのんが、
僕ちゃんの重要な任務のひとつなのですが、
昨日は浴槽にポンプをセットして、
「風呂水選択スイッチ」をやさしく押しても、
ウンともスンとも言いません。
液晶画面にはエラーが表示されるのみ…。
風呂水でなく水道水を選択しても同じ結果…。

実は5年前に買ったSHARP製のこの洗濯機(7kg用)、
これでなんと3回目の故障なのです。
リコール品ちゃうんけぇ?!

もちろんメーカーに有償修理依頼すれば、
なんとかなるのはわかってるのですが、
さっすがに愛想が尽きてしまいました。
“仏の顔も三度まで”なのです。

様子がおかしいことに気づいて起きてきた嫁はん、
「二度とSHARPなんか買うかぁ!アホンダラアホンダラアホンダラァ!!!」
と、パジャマ姿でご立腹。
「子供の保育園の着替えとか回れへんやんかぁ…。もぉ、どうすんのよっ!」
と、なぜか怒りの鉾先が僕ちゃんに。
「パパが壊したんやから今日中に買って来てな! 
   この際やから乾燥機能付きで。SHARP以外のやつ!!!」

ということで、
嫁はん(仕事)とチビども(保育園)を送り出した後、
いっつもなら爆睡中の時間やのに、
午前10:00きっかり、
即日配達がモットーの近所のミドリ電化の開店と同時に店内へ。
店員さんに商品の説明を聞いて、
一台の洗濯乾燥機(10kg用)に決定するも在庫がなく即日配達不可とのこと。
約束がちゃうやんけぇ!
せっかく気に入ったのにぃ!
しゃーないから眠たいのに遠征して、
ジョーシンやニノミヤやコジマやヤマダを廻って同機種を探すも、
展示品はあるものの在庫がなく即日配達不可とのこと。
似たような機能の即日配達可能品で妥協しよっかなーと思いつつ、
最後にダメもとで当たってみたケーズデンキが明後日の配達ならOKとのこと。
しかも現金値引きで安い! 即決!!!

やっぱし永年にわたって毎日使うもんに妥協は良くありません。
                (↑主に僕ちゃんが...苦笑)

とりあえず今日の分をコインランドリーで洗濯して帰宅は14:00。
あ~、眠たい。。。


本日の格言
「嫁はんと営業車とシロモノ家電は丈夫なんに限る!」





ランドマーク

先日の通勤途中、大国町からホテヘル嬢(20歳くらい)の御乗車。
夜でもサングラス。お前は沢尻エリカかぁ!

「えーと、どちらまで?」
「谷九」 (←ヤングに特有の体言止め!)
「はい、わっかりましたぁ!」

漁場(キタやミナミ)に到着するまでに、
一回でも手を上げて頂けると気分的にとても助かります。
細かいことは気にしません。

ほどなく目的地付近に接近。
「えーと、谷九のどのへん着けます?」
「風林火山」
「風林火山? そんなラーメン屋さんありましたっけ?」
「えぇー、知らんのぉー? ほんなら“俗武者”の前でいいわ」
「俗武者…? あぁ、はいはい。わっかりました。
         んじゃ方向転換して向き変えますわぁ!」

ちなみに、
谷九(←谷町九丁目交差点のことネ)付近一帯は、
大阪でも有数のラブホ街。
“風林火山”も“俗武者”も近頃流行りの無料風俗案内所です。
“風林火山”は知らんかったなー。“俗武者”は知ってたけど…。
まだまだ勉強不足です。
最近の地理試験には出てなかったなぁ…。
っていうか、
もうちょっと普通に目的地言われへんのかぁ!と、
突っ込みたかったけど突っ込めないぃいぃっ!!!

※俗武者のオフィシャルHPはココ
       (良い子は決してクリックしてはいけません!)



ま、その人なりのランドマークがあるわけなので仕方ないのですが、
普段クルマを運転しない方々の全てにはとても対応しきれません。
さらに、
付近の略図(歩行者用)の載ってある、
お店からのダイレクトメールなんかを手渡されて、
「ココまでぇ!」
と、当然の様に言われるのも困ってしまう場合があります。
ガラの悪い会社の輩運転手のように、
「どっこやねん、それ? 知らんわぁ!」
と乗車拒否するわけにはいきません。
意地とプライドをかけてなんとかして横付けしてみせるのみです。
と言っても、
以前、ナビの住所検索や“104”(←もちろん僕ちゃんの携帯から)で、
いっくら探しても辿り着けないお店が1件だけありました。
だって「なんばCITY」の地下2階のお店やったんやもん!


駆け出しのころランドマークにしてた、
コンビニやガソリンスタンドなどは、
この10年でずいぶん様変わりしてしまいました。
たまに昔のランドマークを頼りに目的地を目指すと、
エライ目に遭うこともあります。
特にガソリンスタンドはバッタバッタ倒産してるんで要注意。
            (中古車のガリバーになってたりする!)

    

気分転換の一曲





あーしんど…

とりあえず営業開始しました。
そう、2km500円のワーキングプア運賃で。
やったらわかるこのメーターのスッカスカ感!
運輸開始時、壊れてるんちゃうんけぇ?と思ったほどです。
今までより25%安いだけのことはあります。
実車後、メーター表示が650円になった時が一番ツライです。
当ったり前ですが、
単純計算で2.675km走ったところでやっと650円になるのです。
(今までならこの時点ですでに810円~890円。うぅ。)
しかも、
そっからの加算も永遠に25%安いわけなのでなっかなかです。
ま、悪魔の契約書にサインしたわけですから仕方ありません。
上を向いて歩こう…。

で、目標は、
“一晩でコンスタントに★★達成!”
にしました。
従来のままです。
贅沢は言いません。
僕ちゃんの場合、
アホ客やチンピラの多いミナミは可能な限り避けて通るので、
このくらいの設定です。
何でもアリで★★★設定も考えましたが、
肉体と精神のバランスを欠いてしまいそうなので、
★★に下方修正しました
ま、個人の場合はこれでなんとかメシは喰っていけます。
 (増殖し続ける新免の500円法人タクの場合は知らんけど…)

結論から言うと、
必死のパッチですが何とか目標達成は可能です。
今までと違うのは完全に夜型にシフトしているという点です。

【直近5日分の営業データより】
・全走行    1092km。
・実車      423km。
・回数        62回。
・人員        84人。
・営収    124350円。
・客単価   約2010円。
  ※先週の金曜日から3連休を挟んで今週の火~金曜日分となります。

日付が変わってからは、
夜の蝶たちからのジェットストリームアタックをかわしきれないので、
息つく暇もなく走りっぱなしとなります。
多い時は1時間で5連発くらい、
新地から概ね3km圏内のホステスマンション送りも当ったり前です。
それでも1時間で2000円~3000円にはなるんですから、
今までのようにボーっと対岸で指を咥えて見ているよりはマシです。
回数をこなせばやっと、
高速道路使用でそれなりの中~長距離のお客さんに巡り会えます。
打率は今のところ「.264」ほどです。
ちなみにこれは、
今シーズンの金本の打率に匹敵します。うーん。



超壊滅的過当競争の大阪市内では、
今夜も2km500円タクシーを待つ旅客だらけ。
東京ではとうとう運賃改定…。
大阪も三大都市のはずなんやけどなぁ…。
やっぱしレベルとラベルと民度がちゃうみたいですわ。はぁ…。
時代の流れに見事に逆行してる感が強い今日この頃…。
あーしんど…。
帰ってきたらクッタクタでバタンキュー。

本日の癒しの一曲はコチラ





下限割れ

ついに認可が下りました。

初乗り2km500円
 加算は225mで50円刻み
       (時間距離併用運賃は1分25秒ごと)
ただし、
どう考えても納得のいかんアホみたいな5000円超分5割引きはこの際ヤメ。


実は、先日のこの日記の後、
熟慮の末、
自動認可運賃の範囲を超えて値下げした運賃(いわゆる下限割れ)への、
「一般乗用旅客自動車運送事業の運賃及び料金変更認可申請」
に踏み切ったのであります。
そうです。悪魔の契約書にサインしたのです。
と言っても、
超壊滅的過当競争の大阪市内では、
別になんら珍しい話ではありません。

夜のキタやミナミは、
アメーバの如く増殖し続ける新規免許の500円法人タクシーだらけ。
各個人タクシー事業者も相次いでワンコイン化。
そんな中、
自動認可運賃
 (中型の個人の場合、初乗り2km590円~650円)
の範囲内のクルマ(法人・個人問わず)は、
よっぽどバッチグーにタイミングが合うか、
悪天候時以外は旅客から全く相手にされていないのが現状です。
 (↑少々の風雨はこの限りではありませんからぁ!)

120円の缶コーヒーが欲しい時、
普通の自動販売機では決して購入しない人が増えています。
悪天候時や、死ぬほど咽が渇いている場合は別として、
昨今、流行りの100円自動販売機をわざわざ探してでも、
そちらでお求めになるのです。
しかも出てくる商品が二流メーカー品でなく、
同じ一流メーカーの缶コーヒーだったりするので尚更です。

20071002102411.jpg




タクシーと缶コーヒーとを一緒くたにするわけにはいきませんが、
一般の消費者(旅客)からすれば、全く同じ次元の問題なのです。
単純に安い方を選択するのです。
悲しきかな、このところの大阪市内では、
この傾向が顕著に現れています。

というわけで、
相変わらず路上では500円タクシーと三菱タクシーを待つ旅客ばっかし。
その側を何百台もの自動認可運賃範囲内の、
法人タクシーや個人タクシーが通過します。
くどいようですが、
悪天候時以外では決して手を上げられることはありません。
500円タクシーか三菱タクシーが通り掛るまで、
粘り強く何分でもお待ちであらせられます。
早い話、「500円!」の行灯以外はアウトオブ眼中なのです。
この様な惨状では必死のパッチで流したところで、
徒労に終わることの方が多く、その営業努力は報われません。
LPGの浪費もさることながら、
あまりにも無駄な長時間の待機と意味のない流し走行に苛まれる毎日。。。
特にキタでは、
長蛇の列の正規のタクシー乗場に並んだとしても、
先頭になるまで余裕で1時間以上。
やっとこさ先頭に辿り着いたとしても、
近距離客(お店の女のコとか)が御乗車の場合、
それで一晩の出来高が決定されてしまいます。

「戻ってもう一回並んだらエエやん!」

ごもっともなのですが、
もう一回並ぶと“あぶれる”可能性が高いので、
それがラストチャンスだったりするのです。
結果、目標収益を達成するためには、
早めの出庫で休憩無しの長時間労働(日勤で14時間以上)をするしかありません。

新しい運賃での運輸開始までもう少々かかりますが、
実例をもとにした皮算用では、
グロスで運賃値下げ(約25%)の分、
ネット30%~50%の増収増益を見込んでおります。
肉を切らせて骨を断つって感じ。。。
労働強化がどうとかと軟弱なことを言ってる場合ではないのです。
首をくくるよりはマシなのです。
ま、水揚げが横這い状態だったとしても、
今までの長時間労働からは解放されるはずです。
それより、
目に見えて客層が悪くなるのが一番の気掛かりだったりします…。





【今回の運賃変更での必要経費(税抜き)】

・「認可申請書(←30ページ位)の代書料」 15000円也! 
   (当方所属の弱小単組ではノウハウ不足のため、
        別単組のエキスパートに外注。蛇の道は蛇。)

・「2km500円!の別注行灯セット」      18000円也!

・「タクシーメーターの新品交換」        103000円也!
 ※今まで使ってた二葉製のメーター「R9-4」の、
  基盤改造(45000円~65000円)も検討しましたが、
  メーカー本社に問い合わせてみたところ、
  相当の納期(少なくとも2週間!)が必要とのこと。
  話しにならないので、
  この際、二葉メーターとその代理店とは訣別して、
  少々割高ながらも即納OKの矢崎メーターに鞍替え。
  あくまでドライにいきます。
  タイムいずマネーなのですから。
  で、平成26年の新計量法基準もクリアしてる、
  矢崎のタクシーメーター「アロフレンド25P」(86000円)を発注。
  ついでにオプションのETC連動キット(17000円)もこの際やから奮発!
  で、合計金額が103000円也。工賃込み。はぁ…。

ちゅうわけで、
今回の運賃変更に伴った設備投資に、
消費税とその他雑費をなんじゃかんじゃ合わせると、
約140000円也!キッツイのー!落ち込み

生前のタコ社長(←故・太宰久雄氏ね)の御胸中、
お察し申し上げて余りある今日この頃でございます。

本日の一曲 (これしかない!!)







プロフィール

トラじろう

Author:トラじろう
          
いつしか開業7年目。
大阪市内の正統派個人タクシー事業者です。
高齢者の多いこの業界で、
アラフォー青春ど真ん中!
もっちろん営業車は
清潔・快適な完全禁煙車両♪

うりゃぁっ!
やったるでぇ~っ!!
走ったるでぇえぇ~~っ!!!

と言いながら
日夜必死のパッチで営業活動。

個人タクシーを志すそこの貴方!
ど~ぞコメントお気軽に!!
(もちろん堅気の方も大歓迎!!!)

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
………………
休憩時間を含めた勤務時間
リンク
QRコード
QRコード