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処分

本日午前、所属予定個人タクシー組合を通じて、
1人1車制個人タクシー譲渡譲受の認可の知らせがありました。
無事合格です。

長いカウントダウンでした。
10年前、右も左も東も西もわからない状態から、
大阪市内のタクシー運転手になって以来ずっと数え続けてきました。
ひと口ではとても表現しきれないほど色々なことがありました。
今日この日を無事迎えることができ、まずはホっと一息つけました。

駆け出しの頃、朝7時に点呼を受けてタクシー会社を出庫すると、
先輩運転手に教わったとおり、
大阪駅やその周辺から通勤サラリーマンのお客さんを乗せ会社へと送り込みます。
ほとんどがワンメーターか1000円未満の近距離のお客さんです。
そのころはタクシー乗り場の回転もよかったので、
数をこなせば、お昼には10000円~12000円の売上げになりました。
当然、こちらは全くの素人ですから道やコースは全てお客さんに教えてもらいます。
「そんなもんも知らんのか!ぼけぇ!」
と、怒られることもよくありましたが、
正直に新人だということを告げるとたいていのお客さんは、
「まぁしゃぁないな...」
と、会社までの道案内をしてくれました。
最初は怒ってたのに最後には、
「チップやとっとけ!頑張れよ!」
と、中にはお釣りをチップとしてくれるお客さんもいてました。
涙が出るほど嬉しかった記憶があります。
そのまま夜の水商売のお姉さん達が、
お店にご出勤し終わる頃までグルグルと街を流しっぱなします。
21:00頃には30000円~35000円ほどの売上げになりました。
そこから23:00の割増時間帯になるまでひと休み。
いよいよ勝負どころの23:00をまわってからは、
キタやミナミの酔客相手にさらに30000円~35000円ほどの売上げを加算します。
明け方にはトータルで60000円~70000円の売上げになってました。
新人のコワイもん知らずでどこでも走り回ったってのもありますが、
今となっては到底考えられない金額です。
でもバブルの残像が確かにありました。

消費税が3%から5%に引き上げられた頃から、
あれあれって感じで1日(24時間勤務)トータルの売上げが
50000円を割り込むようになり、
やがては当然のように30000円をも割り込むようになりました。
そして平成14年度からのタクシー規制緩和で新規参入規制の撤廃にともない、
各社の増車とタクシー利用客の減少(横ばい?)で、
今となっては一人一人の運転手の生活は壊滅的な状況です。
さらに過当競争の副産物の、
「5000円超分5割引」なる摩訶不思議な運賃体系をも、
各社横並びで採用せざるを得なくもなりました。
これはいわゆる業界用語で「ゴーゴー」と言いますが、
初乗り500円のタクシーは「ゴーゴーゴー」と言われるようになりました。

10年前にはここまで酷い状況になるとは予想できませんでした。
でも個人タクシーの場合、真面目にさえやっていれば、
喰いっぱぐれることはないと信じています。(ほんまかいな)

営業開始に向け、まだしなければならない手続きは多少あります。
でも心のなかでモヤモヤとしていた霧が晴れたので、
スッキリ爽やかな気分で臨めます。

次の大きな目標はまだ内緒ですが、
とにもかくにも、これでやっと一区切りをつけることができ大変嬉しく感じています。
平成14年2月以降に営業許可を受けた個人タクシー事業は、
現行法では定年75歳制です。
完走めざしてボチボチとマイペースで走り続けて行きたいと思います。





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カウントダウン

(気を取り直して日記の更新をしようと思います。)

大阪は、このところ気持ちの良い秋晴れが続いています。
明日の天気も間違いなく晴れです。
気象予報士でなくてもわかります。
せっかくなので気分転換にどっか行こうかなぁ...とも考えましたが、
今週中(?)にあると思われる、
1人1車制個人タクシー譲渡譲受認可申請の処分(結果発表!)の通知が
気になるのでやっぱりヤメておきます。
ま、所属予定組合を通じての電話連絡なので、
自宅に不在でも携帯電話にかけ直してくれるんですけど。(苦笑)

譲り受ける車両は既にガレージにあります。(名義変更はまだですが...)
ややガタがきているので今のうちにキチっと整備に出したり、
カーナビやETC車載器やドライブレコーダーを装着したり、
その他あれやこれやしたいのですが、
やっぱり正式な認可の通知を聞くまでは行動に移せません。

ということで悶々としながら中途半端な日々が続いております。
今しばらく辛抱しておとなしくしておくしかありません。
この秋晴れが続いているうちに良い知らせがあることを願いつつ...。




ご冥福をお祈りします。

ニュースを見ました。
前久保さん、本当に残念な結果でした。
一縷の望みも絶たれてしまいました。

吹田千里郵便局職員、平谷武容疑者(35)が別件のスーパー強盗で逮捕され、
本件を自供し供述どうり前久保さんの遺体が発見されました。
上半身をセメントで固められていたらしくDNA鑑定が必要とのことですが、
おそらく間違いはないのでしょう。

こいつは何を考えているんでしょうか?
タクシー車両の隠蔽の仕方やその他の状況からして、
中途半端に悪知恵は働くが、なんか全てが場当たり的な感じがします。
郵便局の職員ならそれなりの生活は保証されてるはずです。
しかも、こいつの現住所(高槻市玉川)から、
郵政公社の社宅に住んでいたと考えられます。
普通にしてたら金に困ることはないはずです。
これは推測ですが、
ギャンブルかシャブかサラ金かどうせそんなとこでしょう。
前久保さんと何らかで揉めたにせよ、
料金トラブルなどの些細なことに端を発したイチャモンのような気がします。  
 (その後の調べで最初から殺害すること自体が目的だったらしいのですが...)

真面目にやってる運転手を刺し殺し、無残な姿で遺体を遺棄するなど
こいつは本当に凶暴なやつです。
人間の皮をかぶった鬼、畜生、悪魔です。
精神を病んでいたという情報もありますが、
一連の犯行は心神喪失や心神耗弱で責任能力が無い者の手口ではありません。

でも裁判で刑が確定してもきっと死刑にはならないでしょう。
無期懲役やったとしても何年かしたら出てくるはずです。
できれば同じ目にあわせてやりたいくらいです。

前久保さんや、ご家族の今後のことを考えると何ともやりきれません。





秋の気配

とうとう10月になってしまいました。
高槻市の個人タクシー事業者、前久保要さんが事件に巻き込まれ未だ行方不明です。
最新の報道では犯人のものと思われる遺留品についての発表があるだけです。
茨木市で放置されたタクシー車両、遺留品などの物証の多さや目撃証言などから、
数日もあれば前久保さんの安否は判明し、また犯人も捕まるだろうと思っていました。
ここまで長引くとは...。

僕の運転手仲間から聞いた話なので全く裏付けや信憑性はないのですが、
前久保さんは最後に乗せた3人の男性客の“見てはいけない物”を見たらしいのです。
それがどういう状況で何を見てしまったのかも曖昧なのですが、
金銭目的でもなく顔見知りの犯行でもないとするなら
推理として、ある種は頷けます。
ただ、もし口封じのための犯行だとすると、
もっと上手く証拠隠滅を図っても良さそうなもんやのになぁ...と考えてしまいます。

本来なら、
待ちに待った“秋風”も吹き始め、ついに「認可」まであともうちょっとや!
となるはずなのですが、
この事件が解決するまでは、どうもすっきりしない毎日を送ることになりそうです。




プロフィール

トラじろう

Author:トラじろう
          
いつしか開業7年目。
大阪市内の正統派個人タクシー事業者です。
高齢者の多いこの業界で、
アラフォー青春ど真ん中!
もっちろん営業車は
清潔・快適な完全禁煙車両♪

うりゃぁっ!
やったるでぇ~っ!!
走ったるでぇえぇ~~っ!!!

と言いながら
日夜必死のパッチで営業活動。

個人タクシーを志すそこの貴方!
ど~ぞコメントお気軽に!!
(もちろん堅気の方も大歓迎!!!)

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