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そりゃないで...

落ち込みます。
ニュースを見たからです。

茨木市で個人タクシー事業者が事件に巻き込まれました。
詳細はこちら

運転手の安否や事件の詳細は未だはっきりしていませんが(18日現在)、
状況からして、とても哀しい結果になるような気がします。
これが“流し”で拾った客の仕業か、それとも顔見知りの仕業かは分りませんが、
素人目に判断するとどうしても前者と考えてしまいます。

2002年9月に茨木市の三菱タクシーの運転手が
惨い殺され方をしたのは記憶に新しいところです。
当方、その時も同じ様な推測をしましたが、
真相は顔見知りによる借金がらみの犯行でした。
不謹慎ですが、
正直なところ行きずりの客の犯行でなくて良かったと
胸を撫でおろしました。

もし今回の事件が、行きずりの客の凶行であって、
金銭目的や運転手に対しての腹いせが動機なら、
せめて命だけは奪ってもらいたくないものです。

確かに、態度が横柄であったり、「どもならん運転手」が多い業界です。
もし制裁を加えたいなら、
最寄りの運輸局の自動車交通部やタクシーセンターに
車番や運転手名を挙げて告発すればよいのです。
それでもヌルイと言うのなら2~3発どついたったらエエのです。
いくら旅客に対して立場が弱い運転手とはいえ、
再起不能になるほどの重傷を負わされたり、
まして命を奪われてもいいはずがありません。

と言っても、
加害者が、ガキや不良外人の場合にはモノの道理は通用しないんですけどネ。

当方も堅気の会社員経験が多少ありますが、
己は安全マージンをとったうえで人を見下し、
尚且つ高見の見物が大好きなサラリーマンの世界に嫌気がさし、
この業界に入った一面があります。
               (ま、それだけではないですけど...)

でも、
こういう事件を耳にするたび、
やっぱりサラリーマンの方が良かったかなーとは
1ミリも思いません。

自分で全てのリスクを背負うからこそ面白いこともあるし、
エラソーな言い方ですが、口先だけでなく、
社会の底辺で働く人々の痛みも共感できる尊い職業やと考えております。

懲りることなく、今秋個人タクシーを開業する予定です。


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運送約款

運送約款とは事業者(法人・個人とも)が旅客に対してする予めの約束事のことです。
法人の場合、営業所に掲示してあるはずです。
      (これに対して「事業計画」は役所に対しての約束事と言えます。)

運送約款設定時の記載必要事項 
 ①事業の種別
 ②運賃及び料金の収受又は払戻しに関する事項
 ③運送の引受けに関する事項
 ④運送責任の始期及び終期
 ⑤免責に関する事項
 ⑥損害賠償に関する事項
 ⑦その他運送約款の内容として必要な事項


しかし各事業者が、いちから申請して認可を受ける必要はありません。
何故なら「一般乗用旅客自動車運送事業標準運送約款」(略して標準運送約款)
という定められたもの(運輸省告示第268号)があり、
事業者がそっくりそのまま適用することが出来るからです。
その場合、申請・認可の必要はありません。
多くの事業者がこちらの選択をしているものと思われます。
この標準運送約款に従わず、
独自に運送約款を定めようとする時は規定の申請・認可が必要となります。



この標準運送約款によると...
第4条の2 
 ・当社の禁煙車両(禁煙車両である旨を表示した車両をいう)内では、
  旅客は喫煙を差し控えていただきます。
 ・旅客が当社の禁煙車両内で喫煙し、または喫煙しようとしている場合、
  運転者は喫煙を中止するように求めることができ、
  旅客がこの求めに応じない場合には、
  運送の引受け又は継続を拒絶することがあります。

とあります。
つまり、標準運送約款を適用しておけば、
禁煙車!」 
と車両に表示するだけで、
面倒な手続きなしで法的に禁煙車として認められるということです。
これは素晴らしいことではないでしょうか(?)

当方、禁煙して2年目になります。
正直、今でも一服喫いたいと思うことは時々あります。
が、やっと他人のタバコの煙は苦痛になりつつあります。
食事をしている時や狭い場所では特にです。
まして密室の車内などとんでもありません。
と言っても、
今度、譲り受ける車両の車内が既にタバコのヤニで茶色くなっているので
今さら禁煙車ってのもかなり無理があるかもしれません。。。
いつか新車に買い換えたときには是非とも「禁煙車!」にしたいものです。

しかし、先輩の個人タクシー事業者たちに訊いてみると、
 「禁煙車ってだけでせっかくのビジネスチャンス
            逃したりすることも多々あるのであえてやってない。 うぅ...。」
と言う人が多いです。
しかも、禁煙車ってのが原因で目的地までの旅客とのコミュニケーションが
ギクシャクしたりすることもあるようです。
 「禁煙車でタバコ喫うんやったら他のクルマに乗り換えてもらえまっかぁ!」
という乗車拒否は正当とはいえ、なかなか実践するのは難しいようです。


勉強会の嫌煙家の講師は、
 「クルマに灰皿みたいなもんついてるからアカンのや!
  あんなもんメーカーオプションでエエねん!
  乗合バスも電車も今では全部禁煙や!なんでタクシーだけちゃうねん!!」

と、いつも“力説”しておられました。
全くもって、そのとおりやと思います。


運賃改定

またまた運賃・料金に関してですが、今回は「運賃改定」についてです。
要は正当な理由があるときの「一斉値上げ」のことです。

法令試験の練習問題や過去問題でちょくょくちょく出てきます。
僕は出てくる度に間違えました。(...汗)
受験生としては所謂“ひっかけ問題”として要注意です。
出題者側としては「勝手に間違えたお前が悪い!」ということになるのでしょうか...。

でもちゃんとツボを押さえておけばどうってことありません。

まず、道路運送法上の定義とは。。。
「運賃改定」 
 ・現行の普通車の最も高額の運賃よりも高い運賃を設定すること。
 ・運賃適用地域ごとに原則として最初の申請があったときから
  3ヶ月の期間に申請が受け付けられる。
 ・申請のあった法人事業者の車両数の合計が、
  当該運賃適用地域の法人事業者全体車両数の7割を超えた場合に
  運賃改定手続きの開始がなされる。


【〇×式の例題】
運賃改定については、原則として最初の申請があったときから
3ヶ月の期間の間に申請を受け付け、申請があった事業者の車両数の
合計が当該運賃適用地域における法人及び個人タクシー事業者全体車両数の
7割を超えた場合に改定手続きが開始されます。


正解は×です。
まさか〇と答えた方いませんよネ(?)
ブー!ですよ。
個人タクシーはカウントされませんよ!
タイムショックの回転椅子ならグルングルン回ってるところですよ!


【ついでにもう1題】
道路運送法の規定により、タクシー事業者が運賃改定に係る申請を行ったときは、
当該事業用自動車の車内にその旨を掲示しなければなりません。


正解は×です。
そんなことをすればお客さんからブーイングの嵐となり、
円滑な運転操作に支障をもたらす恐れがあります。
さらに状況によっては、
後部座席から16文キックをお見舞いされる可能性もあります。



といった感じで、受験勉強を進めていくとヤヤコシイところや、
間違えやすいところが何箇所か出てきます。
が、ひととおり間違えると次から同じような問題が出てきても、
だんだん間違えることもなくなってくるはずです。
“ひととおり”を一巡するまでシンドイですが、めげずに頑張りませう!



プロフィール

トラじろう

Author:トラじろう
          
いつしか開業7年目。
大阪市内の正統派個人タクシー事業者です。
高齢者の多いこの業界で、
アラフォー青春ど真ん中!
もっちろん営業車は
清潔・快適な完全禁煙車両♪

うりゃぁっ!
やったるでぇ~っ!!
走ったるでぇえぇ~~っ!!!

と言いながら
日夜必死のパッチで営業活動。

個人タクシーを志すそこの貴方!
ど~ぞコメントお気軽に!!
(もちろん堅気の方も大歓迎!!!)

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